土地の売却を不動産業者に依頼すると、査定価格が示されます。

 

土地査定価格が他の不動産会社に比べて高すぎる場合も

 

土地の売却価格は第三者により決められるものではなく、売主と買主の合意した価格で売買がなされます。

 

しかし、土地売却を依頼された不動産業者は、おおよその価格を売主と買主に提示して、売買の円滑化を図るのが一般的です。売主が仲介を依頼する不動産業者を決める場合、複数の会社に査定を依頼して査定価格を競わせる方法も一般化しています。土地売却の査定価格の算出は実際の取引価格から算出する方法と、土地の価値を精算する方法があります。土地の価値を精算する方法では、その土地に建てることができる建物の規模と大きさから、その土地の価値を逆算して求められます。いろいろな用途の建築物が大きく建てられる場合は高い値が付き、建物が建てられない場合は安値が付く仕組みです。

 

一方、実際の取引価格から算出する方法は、類似する物件の売買が成立した場合の成約価格か、実際に売りに出されている物件の販売価格が参考にされます。精算法で算出した場合は、建築後20年を経過した建物がある場合は価格に反映されません。むしろ撤去費用がかかると見なされて査定価格は安くなります。一方、実際の取引価格から算出する方法では、古い建物でも買い手が付きそうな場合は不動産の価値に含められます。その場所の特殊事情も査定価格に反映され、最寄り駅からの近さや学校・病院・スーパーなどの生活に必要な施設が近くにあるかどうかも査定価格に反映されます。

 

複数の不動産業者が査定価格を競うような環境下では、査定価格を相場よりも高く設定し、とりあえず、媒介契約を獲得しようとする不動産業者も現れる場合があります。あくまでも、不動産の取引価格は売主と買主が合意して決めることなので、査定価格に過度に信頼を置きすぎると実態と離れてしまいます。不動産を売却する場合は、地元の中小の不動産業者と全国展開をしている大手の不動産業者を取り混ぜて依頼し、信頼のおける業者を選びたいものです。